1981
今後の人生が変わったと言っても過言ではない1981年。
僕が高校2年の春だったかな?
友達から「拓郎のチケット買えるみたいだけど行く?」と聞かれ、もちろん「行く行く!」と応える。
ただし条件がありました。
その条件とは、毎日朝と夕方に池袋西武の緑の大きな階段下にある柱に貼ってあった紙に早いもの順に書き込んだ名簿の点呼に行き、時間にいないと消されてしまうという謎ルール(笑)に従うこと。
プレイガイドが決めたルールでは無く自然発生的に始まったのかな?ちなみにプレイガイドは赤木屋プレイガイドだったはず。
この並び方、買い方はチケットぴあの電話方式に移行するまで続いてたと思う。
並べは必ず買えた良い時代だった。
1週間の修行を終え無事に武道館のチケットを手に入れた。
まだそんなに拓郎のこと知らなかったけど特に予習もせずその日を迎えた。
7月23日、初めて九段下の駅から武道館に向かう道には怪しげなグッズを売るテキヤが(笑)
席につくとあちこちから「出てこいたくろー」とか言ってて多少ビビる。
予習もしてないしセットリストは新しめの歌ばかりだったし、当時のPAはそんなに音も良くないしで歌はよく聞き取れなかったけど、拓郎とオーディエンスのパワーはビンビンに響いた。
ラス前のファミリーは知らなかったで「マイボニーマイボニー」と適当に叫んでた(笑)
アンコールのイメージの詩でコンサートは終了したけど、みんな帰らないでバンザイしたり落陽を歌ったり三三七拍子したり、外に出るとギター弾いて歌ってる人いるしでスゲー楽しかった。
初めてのコンサートの大音量で耳の中がウワンウワンしながら九段下の駅に向かっていた。
僕はこのとき吉田拓郎と拓郎ファンについていこうと決めた!
吉田拓郎 @ 日本武道館 (東京都) (1981.07.23) | ライブ・セットリスト情報サービス【 LiveFans (ライブファンズ) 】